伊香保温泉の歴史や温泉自体の効能を解説したページです。
伊香保温泉は今から1900年前に発見されたといわれています。万葉集や古今和歌集にもその名が見受けられる通り、かなり歴史の古い温泉です。 戦国時代に長篠の戦いに敗れた武田勝頼が真田氏に伊香保を温泉街として整備するように命じました。その結果、1576年に町の名物である石段街が生まれました。そして、これこそが日本国内における温泉都市計画の第一号とも言われています。武田家は負傷兵の治療のため、当時は温泉を積極的に利用していました。 明治時代以降は多くの文人に愛され、この地に足繁く通った人達にちなんだ様々な美術館や資料館が存在します。
□泉質 黄金の湯:硫酸塩泉 …本来は無色透明ですが、鉄分が含まれるため空気に触れると茶褐色に。 白銀の湯:メタケイ酸単純泉 …無色透明・無味無臭で、高齢者や病後の方に向いてます。
□主な効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
□共同浴場 伊香保温泉には多くの共同浴場があります。共同浴場は高級旅館やホテルの浴場のような華やかさはありませんが、比較的低料金で利用できます。また、地元の住民も頻繁に利用する共同浴場には、独特の情緒があふれ、温泉そのもの以外の温かさが心まで癒します。 ご利用料金:300円〜1,000円程度 詳しくはこちらの日帰り温泉特集ページをご覧下さい。